【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:さくらネット、ペプドリ、原油ブル
■さくらインターネット <3778> 925円 +150 円 (+19.4%) ストップ高 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
さくらインターネット<3778>は新年相場でも上げ足を一段と加速。相場テーマである「フィンテック関連」の象徴株として投機資金の攻勢が続き、昨年大納会に続き150円高はストップ高カイ気配と異彩を放っている。大阪に本拠を置くテックビューロと、ブロックチェーンの実証実験環境「mijinクラウドチェーンベータ」を金融機関およびITエンジニア向けなどに今月から無料提供を開始、これが株価の起爆材料となっている。信用取組は売り買い拮抗で信用倍率1.1倍台、信用取引の増し担保規制などがかかっているが人気に陰りはみられない。
■ペプチドリーム <4587> 4,010円 +135 円 (+3.5%) 11:30現在
ペプチドリーム<4587>が5連騰。昨年12月21日にスイス・ロシュ社とロシュ社傘下の米国ジェネンテック社を含む3社と創薬共同研究開発契約を締結しており、これに対する評価から株価は強調展開が続いている。ジェネンテック社とは複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬研究開発を共同で実施する予定で、ジェネンテック社からの契約一時金と研究開発支援金、製品化後の純売上金額に対するロイヤルティー収入を含めて将来的にもメリットは大きい。
■NEXT 原油ブル <2038> 1,298円 +22 円 (+1.7%) 11:30現在
NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブルETN<2038>が続伸。原油価格に連動するETNで、指数の前日比変動率の2倍の値動きを示すなどボラティリティの高さが特徴。原油市況は昨年下落歩調を強め、特に同銘柄が連動するドバイ原油価格の下げが目立ったことで下値模索を続けていた。ただ、足もとはドバイ原油も下げ止まる兆しをみせており、4日午前のスポット価格はきょうから取引の中心となった3月渡しが上昇基調にあり、これに連動するかたちとなっている。
■セーレン <3569> 1,331円 +17 円 (+1.3%) 11:30現在
セーレン<3569>が反発。1月13日から東京ビッグサイトで開催される「インターネプコンジャパン2016」ではエレクトロニクス材料向けの導電性繊維が出展される予定で注目されている。導電性繊維は、柔らかさ・軽さという繊維の特性と、導電性・電磁波シールド性という金属の特性を併せ持つユニークな素材。その特性を生かしてモバイル用などデジタル製品のノイズ対策部品として広く使用されており、今後もさまざまな分野で拡大が期待される。
■日経レバ <1570> 14,350円 -750 円 (-5.0%) 11:30現在
新年相場が始まった、東証1部市場の売買代金ランキング上位は日経レバレッジETF<1570>、トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>、東芝<6502>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、ソフトバンク<9984>、みずほFG<8411>、野村HD<8604>などがランクインした。2016年の注目材料として「アメリカの利上げ」について、国内オンライン証券大手の楽天証券がリポートをリリースしている。同証券ではエコノミストの間でアメリカが2016年の利上げを2回~4回という予想が多い中で、反対意見を示している。「もし本当に4回も利上げしたら世界的な株安につながる可能性がある」として、利上げ予想を2016年末に1回だけ行うという予想を立てている。為替市場ではアメリカの利上げが多くの予想通りに(複数回)進まないことからドル高・円安にならず、「円安終焉」を迎えることが日本株に警戒材料になると指摘している。
■サンドラッグ <9989> 7,520円 -300 円 (-3.8%) 11:30現在
サンドラッグ<9989>が反落。ちばぎんアセットマネジメントでは、消費者ニーズへの高い対応力、インバウンド需要の取り込みが評価できる銘柄と指摘。予想PERは持続的成長力が反映したもので、割高感はないとみて、商品ミックスの改善で上期に引き続き売上総利益率の改善も見込めるとの見解を示している。
■明治ホールディングス <2269> 9,730円 -320 円 (-3.2%) 11:30現在
明治ホールディングス<2269>が反落。ちばぎんアセットマネジメントでは、中期的には生産体制の見直しや物流拠点集約等で利益成長が可能と指摘。事業構造改革等の余地はまだ大きくあるとの見方で、統合以降実施してきた実績等を勘案すれば今後も中期的な成長が可能と解説。「株価の再評価を期待したい」としている。
■三菱UFJリース <8593> 611円 -17 円 (-2.7%) 11:30現在
三菱UFJリース<8593>が反落。ちばぎんアセットマネジメントでは、国内は、環境・エネルギー、医療・介護、不動産事業を中心に金融と事業の融合への進化を加速、海外では国際事業、グローバルアセット事業を中心に、資産の入れ替えなどで資産効率の改善を進めていると指摘。下期も問題となる債権はなく、貸倒関連費用は低位で推移するとみて、国内の設備投資が上向けば一段の上振れ要素と解説。株価指標面ではPBR1倍割れなど、「割安感が目立っている」との見方を示している。
■トヨタ自動車 <7203> 7,379円 -109 円 (-1.5%) 11:30現在
トヨタ自動車<7203>は小動き。ちばぎんアセットマネジメントでは、15年12月発売の「プリウス」の受注が好調のほか、上期投入した「IMVシリーズ」の市場浸透で、足元は改善しているもようと指摘。持ち分法適用会社の中国も小型車減税効果で持ち直しに期待して、16年3月期に自社株買いを1億1000万株実施する計画となっていることから、「株主還元に本腰を入れた経営姿勢を評価したい」と解説している。
●ストップ高銘柄
オウケイウェイヴ <3808> 455円 +80 円 (+21.3%) ストップ高買い気配 11:30現在
ビーマップ <4316> 600円 +100 円 (+20.0%) ストップ高 11:30現在
ドーン <2303> 977円 +150 円 (+18.1%) ストップ高買い気配 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
さくらインターネット<3778>は新年相場でも上げ足を一段と加速。相場テーマである「フィンテック関連」の象徴株として投機資金の攻勢が続き、昨年大納会に続き150円高はストップ高カイ気配と異彩を放っている。大阪に本拠を置くテックビューロと、ブロックチェーンの実証実験環境「mijinクラウドチェーンベータ」を金融機関およびITエンジニア向けなどに今月から無料提供を開始、これが株価の起爆材料となっている。信用取組は売り買い拮抗で信用倍率1.1倍台、信用取引の増し担保規制などがかかっているが人気に陰りはみられない。
■ペプチドリーム <4587> 4,010円 +135 円 (+3.5%) 11:30現在
ペプチドリーム<4587>が5連騰。昨年12月21日にスイス・ロシュ社とロシュ社傘下の米国ジェネンテック社を含む3社と創薬共同研究開発契約を締結しており、これに対する評価から株価は強調展開が続いている。ジェネンテック社とは複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬研究開発を共同で実施する予定で、ジェネンテック社からの契約一時金と研究開発支援金、製品化後の純売上金額に対するロイヤルティー収入を含めて将来的にもメリットは大きい。
■NEXT 原油ブル <2038> 1,298円 +22 円 (+1.7%) 11:30現在
NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブルETN<2038>が続伸。原油価格に連動するETNで、指数の前日比変動率の2倍の値動きを示すなどボラティリティの高さが特徴。原油市況は昨年下落歩調を強め、特に同銘柄が連動するドバイ原油価格の下げが目立ったことで下値模索を続けていた。ただ、足もとはドバイ原油も下げ止まる兆しをみせており、4日午前のスポット価格はきょうから取引の中心となった3月渡しが上昇基調にあり、これに連動するかたちとなっている。
■セーレン <3569> 1,331円 +17 円 (+1.3%) 11:30現在
セーレン<3569>が反発。1月13日から東京ビッグサイトで開催される「インターネプコンジャパン2016」ではエレクトロニクス材料向けの導電性繊維が出展される予定で注目されている。導電性繊維は、柔らかさ・軽さという繊維の特性と、導電性・電磁波シールド性という金属の特性を併せ持つユニークな素材。その特性を生かしてモバイル用などデジタル製品のノイズ対策部品として広く使用されており、今後もさまざまな分野で拡大が期待される。
■日経レバ <1570> 14,350円 -750 円 (-5.0%) 11:30現在
新年相場が始まった、東証1部市場の売買代金ランキング上位は日経レバレッジETF<1570>、トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>、東芝<6502>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、ソフトバンク<9984>、みずほFG<8411>、野村HD<8604>などがランクインした。2016年の注目材料として「アメリカの利上げ」について、国内オンライン証券大手の楽天証券がリポートをリリースしている。同証券ではエコノミストの間でアメリカが2016年の利上げを2回~4回という予想が多い中で、反対意見を示している。「もし本当に4回も利上げしたら世界的な株安につながる可能性がある」として、利上げ予想を2016年末に1回だけ行うという予想を立てている。為替市場ではアメリカの利上げが多くの予想通りに(複数回)進まないことからドル高・円安にならず、「円安終焉」を迎えることが日本株に警戒材料になると指摘している。
■サンドラッグ <9989> 7,520円 -300 円 (-3.8%) 11:30現在
サンドラッグ<9989>が反落。ちばぎんアセットマネジメントでは、消費者ニーズへの高い対応力、インバウンド需要の取り込みが評価できる銘柄と指摘。予想PERは持続的成長力が反映したもので、割高感はないとみて、商品ミックスの改善で上期に引き続き売上総利益率の改善も見込めるとの見解を示している。
■明治ホールディングス <2269> 9,730円 -320 円 (-3.2%) 11:30現在
明治ホールディングス<2269>が反落。ちばぎんアセットマネジメントでは、中期的には生産体制の見直しや物流拠点集約等で利益成長が可能と指摘。事業構造改革等の余地はまだ大きくあるとの見方で、統合以降実施してきた実績等を勘案すれば今後も中期的な成長が可能と解説。「株価の再評価を期待したい」としている。
■三菱UFJリース <8593> 611円 -17 円 (-2.7%) 11:30現在
三菱UFJリース<8593>が反落。ちばぎんアセットマネジメントでは、国内は、環境・エネルギー、医療・介護、不動産事業を中心に金融と事業の融合への進化を加速、海外では国際事業、グローバルアセット事業を中心に、資産の入れ替えなどで資産効率の改善を進めていると指摘。下期も問題となる債権はなく、貸倒関連費用は低位で推移するとみて、国内の設備投資が上向けば一段の上振れ要素と解説。株価指標面ではPBR1倍割れなど、「割安感が目立っている」との見方を示している。
■トヨタ自動車 <7203> 7,379円 -109 円 (-1.5%) 11:30現在
トヨタ自動車<7203>は小動き。ちばぎんアセットマネジメントでは、15年12月発売の「プリウス」の受注が好調のほか、上期投入した「IMVシリーズ」の市場浸透で、足元は改善しているもようと指摘。持ち分法適用会社の中国も小型車減税効果で持ち直しに期待して、16年3月期に自社株買いを1億1000万株実施する計画となっていることから、「株主還元に本腰を入れた経営姿勢を評価したい」と解説している。
●ストップ高銘柄
オウケイウェイヴ <3808> 455円 +80 円 (+21.3%) ストップ高買い気配 11:30現在
ビーマップ <4316> 600円 +100 円 (+20.0%) ストップ高 11:30現在
ドーン <2303> 977円 +150 円 (+18.1%) ストップ高買い気配 11:30現在
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース