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2015年12月30日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:アダストリア、山パン、ラオックス、さくらネット

■アダストリア <2685>  6,770円  +910 円 (+15.5%)  11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 29日、アダストリア <2685> が決算を発表。16年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の146億円に急拡大して着地したことが買い材料。「グローバルワーク」「ジーナシス」ブランドが大きく伸び、9.8%増収となったことが寄与。値下げロスの減少や広告出稿の効率化も利益を押し上げた。3-11月期の実績が9月に大幅上方修正した通期計画の143億円をすでに上回っており、さらなる上振れを期待する買いが向かった。

■山崎製パン <2212>  2,740円  +216 円 (+8.6%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 山崎製パン<2212>が年初来高値を更新。野村証券では、生産・営業が一体となった迅速な商品投入により販売好調が続くと指摘。販売好調継続により主力アイテムへの更なる絞り込みを行うとの見方で、販売好調、アイテム削減による粗利率上昇に加え、物流効率の改善で販管費率も抑制され、収益性改善は継続すると解説。収益性改善は予想以上に長期化するとみて、レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価を2200円から3000円に引き上げている。

■ラオックス <8202>  235円  +15 円 (+6.8%)  11:30現在
 ラオックス<8202>が続伸。前週末引け後に、中国人留学生の不法就労による書類送検という悪材料と、中国不動産最大手の緑地控股集団と共同で千葉の大規模商業施設取得という好材料の2つが同時に出たかたちとなったが、週明けは強弱感が対立し売買が交錯していた。ただ、株価は年初来高値から64%前後も下落していたこともあり、目先は空売りの買い戻しとリバウンドを見込んだ新規の買いが優勢となっている。5日移動平均線を上抜き大底離脱の兆し。

■シャープ <6753>  127円  +7 円 (+5.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 シャープ<6753>が商い増勢のなか3連騰、戻り足を強めている。経営再建中で正念場を迎えており、主力銀行と官民ファンドの産業革新機構の動きなどに市場の注目が集まっている。株式需給面では信用倍率が売り買い拮抗、信用倍率が1.0倍台で需給相場の素地を内包。10月以降急落した東芝<6502>などとも歩調を合わせたリバウンドで、市場では「実質新年相場入りを境に、全体指数に連動して15年相場で売り込まれた銘柄に、連鎖的に空売り筋の買い戻しが入っている」(国内準大手証券)との指摘が出ていた。

■ジェイエイシ <2124>  936円  +29 円 (+3.2%)  11:30現在
 JAC Recruitment<2124>が上昇加速。外資系に強みを持つ人材サービス会社で、高額帯求人で需要をとらえている。企業の求人需要が高まるなかで転職市場も活況を呈し、ビジネス環境は追い風が強い。「成約率は2010年の11%台から足もとは20%前後まで上昇している」(国内中堅証券)状況で、収益体質の向上も評価材料に。

■ホシデン <6804>  685円  +17 円 (+2.5%)  11:30現在
 ホシデン<6804>が3日続伸。任天堂<7974>が25日に「ニンテンドー2DS」を来年2月27日から国内で発売することを発表しており、任天堂のゲーム機組み立てを手掛けている同社も恩恵享受が予想される。既に海外で発売されている「ニンテンドー2DS」は「ニンテンドー3DS」から3D表示機能を省いた携帯ゲーム機。ゲームボーイ版の「ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ」とのセットで希望小売価格9980円(税別)と安価な価格で発売されることから普及が期待されている。

■ヤマハ発動機 <7272>  2,769円  +65 円 (+2.4%)  11:30現在
 ヤマハ発動機<7272>が続伸。29日付で三菱UFJモルガン・スタンレー証券がレーティング「オーバーウエート」継続、目標株価を3400円から3700円に引き上げている。国内での事業部をまたいだ工場再編や二輪車事業のプラットフォーム戦略の推進など、構造改革の効果が顕在化。これに加え、先進国のマリン(船外機)を中心とした需要回復を指摘している。

■オリンパス <7733>  4,805円  +75 円 (+1.6%)  11:30現在
 オリンパス<7733>が3日続伸。29日付で岡三証券が発行した「医療関連株の新潮流~がん免疫治療薬と医療機器にフォーカス~」で同社が注目銘柄としてピックアップされている。消化器内視鏡の受注は米国で好調が続いているほか、外科用内視鏡や処置具も伸びている、ことを指摘。同レポートではこの他に小野薬品工業<4528>、富士フイルムホールディングス<4901>、浜松ホトニクス<6965>、朝日インテック<7747>も注目銘柄に挙げている。

■すかいらーく <3197>  1,566円  +14 円 (+0.9%)  11:30現在
 29日、東証がすかいらーく <3197> を30日売買分から貸借銘柄に選定すると発表したことが買い材料視された。日証金も30日約定分から貸借銘柄に追加すると発表しており、流動性の向上による売買活発化を期待する買いが向かった。

■ジェイホールディングス <2721>  638円  +100 円 (+18.6%) ストップ高   11:30現在
 J―HD <2721> [JQ]が連日ストップ高まで買われている。28日、ウエブサイト制作を手掛ける子会社フクロウ社が提携先のエーネットと開発業務委託契約を締結したと発表したことが引き続き買い材料視された。フクロウ社はエーネットが運営する美容医療の総合情報サイト「美容整形魂」の開発・制作業務の受託に向けて協議をしていたが、今回、同サイトの設計・開発および導入支援を開始することで合意した。また、同サイトの保守運用についてもエーネット社と契約締結に向けて協議を行うとしている。発表を受けて、新たな収益基盤の確立による将来的な業績への寄与に期待する買いが殺到している。

■さくらインターネット <3778>  775円  +100 円 (+14.8%) ストップ高   11:30現在
さくらインターネット<3778>がストップ高。大阪に本拠を置くテックビューロと、ブロックチェーンの実証実験環境「mijinクラウドチェーンベータ」を一部で来年1月から無料提供すると発表したことを材料に人気化したが、「フィンテック」の相場テーマに乗り投機資金の攻勢が続いている。信用取組は25日現在で信用倍率1.1倍台、東証では29日売買分から信用取引の増し担保規制(委託保証金率を70%に)をかけているが需給相場の色彩に陰りは見られない。

●ストップ高銘柄
 ジェイホールディングス <2721>  638円  +100 円 (+18.6%) ストップ高   11:30現在
 さくらインターネット <3778>  775円  +100 円 (+14.8%) ストップ高   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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