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【材料】パナソニック、国内証券は通期会社計画売上高は未達リスクがあるも営業利益は達成可能と予想

 パナソニック<6752>が小反落。一時、下げ幅を拡大する場面があったものの、5日移動平均線近辺では押し目買い意欲が強い格好となっている。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今期は売上高成長を重視した成長戦略がうまくいっていないものの、キャッシュフロー創出力があり、戦略的な事業ポートフォリオの組み換えを実行するバランスシート余力もあると指摘。

 白物家電は国内とアジアが堅調も、中国エアコンの不振やそれに連動するコンプレッサー需要、ソーラーパネル事業の回復遅れ、ハウジング事業の回復遅れ、ICT向け二次電池の落ち込み、液晶パネル価格の下落などで、16年3月期会社計画売上高の8兆円は未達リスクがあると見るも、通期計画営業利益4300億円は費用削減等により達成可能と予想。

 レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を1600円から1550円に引き下げている。
《MK》

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