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【材料】京写が高い、国内有力証券はレーティング最上位継続も、目標株価を大幅に引き下げ

 片面プリント配線板で世界首位の京写<6837>が高い。24日には年初来安値となる375円をつけていたこともあり、きょうは自律反発狙いの買いや値ごろ感からの買いも入っているようだ。

 岩井コスモ証券は同社についてのリポートで、中国景気減速を主因に夏場以降、主力の片面プリント配線板が苦戦しているほか、円安も収益を圧迫していると指摘。両面プリント配線板が国内外で自動車関連を中心に売上高を伸ばしているものの、片面プリント配線板の落ち込みを吸収できないと見て、同証券は16年3月期の業績について、会社計画に沿った数字を予想している。

 同証券は、次世代無線技術という楽しみな材料を抱えていることから、投資判断は最上位の「A」を継続しているものの、目標株価は940円から500円へ引き下げている。
《MK》

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