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【材料】新日鉄住金、国内大手証券は海外下工程拡大戦略は一時的に裏目に出る可能性が高いと指摘

 新日鉄住金<5401>が反落。マイナススタートで始まり、その後も下げ幅を拡大。25日移動平均線近辺では売り圧力が強く、5日線を割った場面では押し目買い意欲の強さが表れている。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、中国の過剰輸出の影響でスプレッドが大きく縮小したため、同社がこれまで進めてきた海外下工程拡大戦略は一時的に裏目に出る可能性が高いと指摘。数年後の外部環境正常化局面では、経常利益5000億円が可能との見方は継続するも、16年3月期経常利益予想を4000億円から2200億円に、17年3月期は5000億円から3500億円に引き下げた。

 レーティング「オーバーウエイト」を継続、目標株価を3850円から3400円に引き下げている。
《MK》

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