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【市況】東京株式(前引け)=売買代金低調で小幅続落

 22日前引けの日経平均株価は前日比23円安の1万8892円と小幅続落。前場の東証1部の売買高概算は9億5616万株、売買代金概算は9336億4000万円。値上がり銘柄数は862、対して値下がり銘柄数は918、変わらずは153銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方は若干買いが先行して始まったが方向感に乏しく、その後は弱含みで推移した。前日の米国株市場でNYダウが反発したものの、下げ止まらない原油市況の動向や、円高傾向で推移する為替の動向などを横目に上値は重い。クリスマス休暇で市場参加者が限定的なところに、東京市場はあすが天皇誕生日で休場ということもあって、物色人気は盛り上がりを欠いている。ただ、全般売り物も薄く下値に対しても底堅さをみせている。東証1部の前場の売買代金は1兆円を下回った。

 個別ではミツミ電機<6767>が商いを伴い急伸、ネクスト<2120>も値を飛ばした。トヨタ自動車<7203>が堅調、大成建設<1801>も物色人気に。JAL<9201>、オリエンタルランド<4661>も上昇した。半面、さくらインターネット<3778>が急反落、村田製作所<6981>も軟調。東芝<6502>が大きく売られ、富士通<6702>も軟調。キリンホールディングス<2503>が大幅安、日本コンクリート工業<5269>、テルモ<4543>なども安い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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