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【市況】個別銘柄戦略:中国市場次第では資源関連株に関心も


米国株式市場は反発となったが、原油市況の先行き懸念が拭えないほか、スペイン情勢に対する警戒感なども台頭、上値追いの動きは限られそうだ。昨日の下げ渋りの背景となった中国株式市場の動向などは、下支え材料として注目される。中国市場が堅調な動きを続けるようであれば、資源価格の上昇もあって、非鉄金属株などに買い戻しの動きが継続する可能性もあろう。ミネベアとミツミの統合発表など、M&Aの動きが活発化している点はポジティブに受け止められる。ただ、当該2社の株価は上昇一服を想定。パナソニックの海外企業買収に関しいても割高感が意識されそうだ。ほか、目立った手掛かり材料は乏しい状況とみられる。

《KS》

 提供:フィスコ

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