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【市況】18日の中国本土市場概況:上海総合0.03%安、素材関連さえない


18日の中国本土マーケットは小動き。主要指標の上海総合指数は、前日比1.04ポイント(0.03%)安の3578.96ポイントと3日ぶりに小反落した。上海A株指数は1.15ポイント(0.03%)安の3746.76ポイント。一方、外貨建てB株相場は上昇する。上海B株指数が1.72ポイント(0.42%)高の408.81ポイント、深センB株指数が3.41ポイント(0.26%)高の1305.91ポイントで引けた。

前日の終値を挟み、小幅な値動きに終始した。好悪材料が入り混じるなかで、方向感がみられない。翌年度・経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」がこの日から開催されたことはプラス材料だが、元安基調が続いていることや、新規株式公開(IPO)に伴う需給悪化の懸念などはマイナスだ。

業種別では、素材関連株がさえない。鉄鋼大手の宝鋼(600019/SH)が2.1%安と値を下げた。昨日に急伸した不動産株も売られる。前日にストップ高した大手の保利地産(600048/SH)が1.5%安で引けた。ITハイテク関連株、エネルギー株なども下落している。

半面、空運株はしっかり。原油相場が下落基調を強めるなか、燃油コストの低減が期待された。銀行株や保険株、消費関連株、バイオ医薬関連株なども上昇している。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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