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【材料】ジャフコが大幅反落、国内大手証券は手元流動性の活用手段がカタリストになると想定

 ジャフコ<8595>が大幅反落。日銀が前日から開催していた金融政策決定会合でETF買い入れ枠を3000億円追加するなどと発表し、日経平均が急伸する場面があった。ただ、内容の詳細が明らかになるにつれ、日経平均は再び下げに転じて前場の安値を更新した。ジャフコも地合いにつられて、後場に下げ幅を拡大している。

 野村証券はリポートで、同社の足元の状況を踏まえ、野村予想を見直したものの、「ニュートラル」の投資判断を継続している。キャピタルゲイン(実現益)の水準や今後のIPOパイプラインの明確化が株価上昇に重要であるものの、本質的には同社の手元流動性の活用手段が、同社株価のカタリストになると想定している。親会社株主利益に関して16年3月期は上方修正、17年3月期、18年3月期は下方修正し、目標株価は5600円から5200円へ引き下げられた。
《MK》

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