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【市況】マザーズ指数は続伸、本日IPOのオープンドアは公開価格を23%上回る初値/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場は、米国の利上げを受けた日経平均の上昇に連れ、買い優勢の展開となった。ただ、日経平均がこう着感を強めた場面でも中小型株への明確な資金シフトは見られず、短期の値幅取り狙いの物色が中心だった。引き続き中小型の材料株・テーマ株に物色が向かったが、資金の逃げ足も速く、値動きの荒い銘柄が多く見られた。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1370.84億円。騰落数は、値上がり119銘柄、値下がり84銘柄、変わらず14銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのモルフォ<3653>が大幅続伸。前日まで3日連続でストップ高比例配分となっていた。ミクシィ<2121>、メタップス<6172>、サイバダイン<7779>、FFRI<3692>、ラクス<3923>なども堅調。アイリッジ<3917>とインベスターズクラウ<1435>はストップ高まで上昇した。また、セレス<3696>が20%超、FS<2159>、ビリングシス<3623>、ネオジャパン<3921>、比較.com<2477>が10%超の大幅高となった。一方、インフォテリア<3853>が7日ぶりに反落したほか、SOSEI<4565>、ラクーン<3031>、フィンテック<8789>、ブランジスタ<6176>などが軟調。また、カイオム<4583>、ダブルスタンダード<3925>が10%を超える下げでマザーズ下落率上位となった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したオープンドア<3926>は公開価格を23%上回る初値を付けた。
《HK》

 提供:フィスコ

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