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【材料】旭化成が続伸、国内大手証券ではマンション再調査はポジティブの可能性があるとの見方

 旭化成<3407>が続伸。買い一巡後には上げ幅を縮小しているものの、堅調展開となっている。

 野村証券では、昨日、一部で伝わったマンション再調査(マンション傾き問題で固い地盤に届いていないとされる基礎杭の状態の確認)の報道を受け、杭工事のデータ流用という管理面の問題が解決されるわけではないものの、仮に杭が支持層に十分に届いているなど品質面で的確な対応がなされていることが判明すれば、同社の杭工事におけるイメージは大きく改善すると指摘。将来的に支払われるリスクのあったマンションの建替費用などの一部負担金額や、間接的に悪影響を受けそうな住宅受注などに関してプラスの可能性があるとみて、これらの要因で下落していたと推定される株価にもポジティブの可能性があると解説。

 レーティング「バイ」と目標株価930円を継続している。
《MK》

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