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【経済】中国:食品乾燥剤が水と反応し「爆発」、子どもの負傷事故多発


食品用乾燥剤をペットボトルなどに入れて遊んでいた子どもが、ボトルの「爆発」によって目を負傷する事故が中国各地で起きている。乾燥剤を食べてはいけないことはよく知られているが、水と反応して膨張することは意外に知られていないようだ。揚子晩報が伝えた。

最近の例では、8歳の男児が失明する重傷を負った。男児がおやつの袋に入っていた乾燥剤を水につけて遊んでいたところ、突然袋が破れ、強烈な水しぶきが目を襲ったという。母親が急いで病院に連れて行くと、医者から「強アルカリ性の水が入ったため、失明を覚悟してください」との宣告を受けた。

こうした事故は毎年、中国全国で起きている。専門家によると、危険なのは「酸化カルシウム(生石灰)」の乾燥剤。大量の水を加えて密封状態に置くと、熱エネルギーを生み出し、事故につながりやすい。一方、「シリカゲル」の乾燥剤にはこうした心配がなく、すべての乾燥剤が「爆発」を引き起こすわけではないという。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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