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【材料】東洋炭素が反発、パワー半導体の電力損失半減させる製法開発

 東洋炭素<5310>が反発、株価は中段1800円近辺でのもみ合いを続け売り物がこなれている。前日は全般波乱相場に流されて大きな陰線を引いたが、きょうは25日移動平均線を足場に切り返しに転じた。

 15日付の日本経済新聞が「(同社は)省エネの中核部品であるパワー半導体で電力損失を従来の一般的な製品に比べ半分に抑える製法を開発した」と報じており、これが株価の刺激材料となったかたちだ。基盤の炭化ケイ素を3分の1に薄くして電気抵抗を抑えるというもので、EV向けなどでパワー半導体に対する需要が高まるなか、今後の展開に期待が高まっている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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