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【経済】中国:内モンゴルの検問所、覆面暴徒100人が襲撃


内モンゴル自治区アルシャー盟エジン(額済納)旗で6日午前3時ごろ、覆面姿の約100人のグループが「馬蓮井総合検問所」を襲撃した。検査装置などを破壊した上、職員の宿舎に爆発物を投げつけたという。勤務中の係官ら13人のうち11人が負傷し、うち6人が重傷を負った。環球時報が6日伝えた。

覆面姿のグループは、係官らをこん棒で殴り、「言うことを聞かないと殴り殺す」などと脅した。暴行後、13人全員を縛り上げ、零下20度の屋外に放置したという。一味はその後、係官らの携帯電話や金品を奪い、外部との通信を遮断。重機2台を使って、検問所の建物や公務車両9台を破壊した。

外電によると、襲撃の背景には、約20キロ離れた甘粛省金塔県の住民との土地を巡るトラブルがあり、同検問所は過去にも襲撃されたことがある。同県は人口が多いにもかかわらず土地が少ないため、エジン旗内で違法な開墾を行う住民が多く、しばしば問題になっていた。このため、エジン旗側が3年ほど前に検問所を作り、監視を行っていた。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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