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【市況】東京株式(前引け)=続落も政策期待で下げ渋る

 30日前引けの日経平均株価は前週末比76円安の1万9807円と続落。前場の東証1部の売買高概算は9億9272万株、売買代金概算は1兆328億2000万円。値上がり銘柄数は828、対して値下がり銘柄数は928、変わらずは164銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、売り優勢でスタートし、前場は終始マイナス圏で推移した。前週末の中国・上海株の急落などに対する警戒感はあるものの、法人実効税率の引き下げや補正予算編成など安倍政権の打ち出す経済政策などに対する期待感から下値では押し目買いが厚い。日経平均は一時1万9700円台に下げた後、前引けは1万9800円台に戻して引けている。
 個別では日本ガス<8174>が急落、日駐<2353>も売られた。日本通信<9424>、エスケイジャパン<7608>も値を下げた。サイバー<4751>、丸紅<8002>なども安い。半面、キーエンス<6861>が大幅高、東エレク<8035>も買われた。信越ポリ<7970>、リョーサン<8140>が値を飛ばし、スタンレー電<6923>も物色人気に。三浦工<6005>、日信号<6741>も高い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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