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【市況】NY原油:反落で41.71ドル、中国の需要懸念、ドル高による割高感が売り圧力に


 NY原油は反落(NYMEX原油1月限終値:41.71↓1.33)。42.25ドルから41.67ドルまで下落した。この日発表された中国の10月工業利益が大きく落ち込んだことや、上海総合指数の急落を受けて、原油の需要に対する先行き懸念が強まり、売りが先行した。



 米連邦準備理事会(FRB)の12月利上げ観測によるドル高傾向の継続を受けて、割高感による売りも優勢になった。また、石油輸出機構(OPEC)の12月総会でも減産で合意する可能性は低いとの見方から、世界的な供給過剰感も引き続き売り圧力になったもよう。27日は短縮取引でNY時間午後1時30分に終了した。

《KK》

 提供:フィスコ

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