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2015年11月27日11時43分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ミサワホーム、エスエムエス、キッコマン、日清紡HD

■日本アジアグループ <3751>  613円  +100 円 (+19.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 26日、日本アジアG <3751> が従来未定としていた16年3月期の年間配当は30円実施し、10期ぶりに復配する方針としたことが買い材料。グループ再編効果と業績好調による普通配当10円に加え、市場変更記念配当20円を上積みする。記念配当20円は第3四半期末(基準日:12月31日)の実施となる。前日終値ベースの配当利回りが5.85%に急上昇し、配当取りを狙う買いが殺到した。

■ケンコーコム <3325>  989円  +150 円 (+17.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 26日、ケンコーコム <3325> [東証M]に対して楽天 <4755> がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指すと発表したことが買い材料視された。TOB価格が前日終値を19.7%上回る1005円とあって、本日の株価はこれにサヤ寄せする形で買い気配値を切り上げた。買付期間は11月27日から16年1月18日まで。

■富士ソフト <9749>  2,797円  +130 円 (+4.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が26日付で富士ソフト <9749> の投資判断「オーバーウェイト(強気)」を継続し、目標株価を2420円→2930円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、同社の機械制御系組込みソフト開発は自動車・FAなどを仕向け先として前年比2桁増収基調にあると報告。その上で、同社が日本のものづくりの貴重なパートナーであることに対して株式市場の評価に上昇余地があると指摘している。同証券では、金融向けを中心とした受注増加やエンジニアの稼働率向上・採用抑制などを踏まえ、15年12月期の連結営業利益を79億円→85億円(会社計画と同額)、16年12月期は81億円→89億円、17年12月期は85億円→94億円にそれぞれ上方修正した。

■ミサワホーム <1722>  948円  +44 円 (+4.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率9位
 ミサワホーム<1722>が急伸。同社は26日の取引終了後、完全子会社のミサワホーム東海を16年4月1日をメドに吸収合併すること発表した。同社では首都圏の施工機能の集約・統合による機動的な施工体制の構築を目指すべく今年10月1日には首都圏におけるディーラー4社を吸収合併し直販化している。今回、ミサワホーム東海の吸収合併により、東海地区を直販化し、さらなる経営の効率化を図る。

■エス・エム・エス <2175>  2,400円  +98 円 (+4.3%)  11:30現在
 エス・エム・エス<2175>が連騰。26日に政府が打ち出した「1億総活躍社会」実現への緊急対策で、特別養護老人ホームなど介護施設を2020年代初めまでに50万人分を整備する目標を掲げたこと受けて、介護・医療業界向け人材紹介事業を手掛ける同社の商機が拡大するとの期待から買いが入っているようだ。

■SMK <6798>  644円  +13 円 (+2.1%)  11:30現在
 SMK<6798>が反発。コネクター、スイッチなどを主力に電子部品を手掛けるが、スマートフォン向けタッチパネルなど中心に高水準の需要を確保、今後は「ウエアラブル端末などの市場も立ち上ってくることで商機を捉える」(市場関係者)との見方が強い。直近では、同社独自のセンシング技術を採用することで、外乱光耐性が当社従来比5倍以上に向上させた光学方式タッチパネルを開発したことを発表している。一方、カーナビゲーションやITS車載器を手掛け、市場の有力テーマに浮上している「自動運転車」分野でも活躍が見込める。運転支援システム分野で注目される車載HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)では、運転者の親指だけですべてコントロールする技術が注目されているもようだ。

■キッコーマン <2801>  4,115円  +40 円 (+1.0%)  11:30現在
 26日、キッコマン <2801> が発行済み株式数(自社株を除く)の1.53%にあたる300万株(金額で100億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は11月27日から16年1月29日まで。このうち240万株を27日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得(買い付け価格は26日終値の4075円)。

■カルソニックカンセイ <7248>  1,056円  +9 円 (+0.9%)  11:30現在
 カルソニックカンセイ<7248>がしっかり。TIWでは、日産自動車<7201>の海外生産台数増、日産の生産一部国内回帰による国内収益の改善、一段の合理化推進による海外収益の改善、日産外への拡販などにより増益基調が続く公算が大きいと指摘。8月中旬の安値圏から株価はかなり反発したものの、株価指標が依然割安との見方で、通期営業利益計画には上ぶれ余地があると解説。レーティングを「2+」から「1」に格上げ、目標株価を1300円に設定している。

■ぐるなび <2440>  2,524円  +21 円 (+0.8%)  11:30現在
 ぐるなび<2440>が続伸。いちよし経済研究所では、予約サービスの利用可能店舗は、昨年7月に実施したシステムのバージョンアップ以降、増加している模様と指摘。ユーザーのネット予約へのシフトは旅行等のジャンルを筆頭に多くの業態で進展、店舗運営の効率化を図りたい飲食店側のニーズも強いものと推察して、今後も持続的な成長が見込めると解説。ぐるなび外国語版の利用店舗数も順調に増加し、10月にテレビ番組で採り上げられて以降、飲食店からの問い合わせが増加していることから、今後、外国語版の利用店舗数増加に伴う解約率の低下等が期待できると解説。レーティング「B」を継続も、フェアバリューを1900円から2100円に引き上げている。

■椿本チエイン <6371>  950円  +7 円 (+0.7%)  11:30現在
 椿本チエイン<6371>がこじっかり、堅調な株価推移となっている。クレディ・スイス証券では、9月17日(前回リポート発行時)に比べ、同社の外部環境は若干悪くなっている印象と指摘。自動車向けエンジンチェインは今後も安定成長が持続可能とみるも、民間設備投資に左右されるマテハンや精機、チェイン事業の業績踊り場が到来するとみて、「割安だが株価材料に欠ける状況が続いている印象」と解説。レーティング「ニュートラル」と目標株価1000円を継続している。

■日本無線 <6751>  397円  -30 円 (-7.0%)  11:30現在  東証1部 下落率トップ
 日本無線<6751>が続急落。26日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1350億円から1250億円(前期比5.5%減)へ、営業利益を70億円から30億円(同61.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。ソリューション・特機事業で水河川・道路情報システムの受注の減少や納期の先送りなどがあったことに加えて、通信機器事業もPHS端末、業務用無線の需要減少により計画を下回ることが要因としている。

■日清紡ホールディングス <3105>  1,461円  -98 円 (-6.3%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 26日、日清紡HD <3105> が16年3月期の連結経常利益を従来予想の250億円→180億円に28.0%下方修正。従来の21.1%増益予想から一転して12.8%減益見通しとなったことが売り材料。子会社の日無線 <6751> が手掛ける水河川・道路情報システムが受注の減少や納期の先送りで収益が悪化することが響く。繊維事業とブレーキ事業で海外子会社の業績が予想を下回ることも利益を圧迫する。

■アインホールディングス <9627>  5,950円  -350 円 (-5.6%)  11:30現在  東証1部 下落率3位
 アインホールディングス<9627>が急落。同社は全国に店舗展開する調剤薬局大手。26日取引終了後に16年4月期第2四半期累計(5~10月)の連結決算を発表したが、売上高は1069億2400万円(前年同期比21.2%増)、営業利益は59億100万円(同39.5%増)、最終利益は32億9500万円(同30.5%増)と好調だった。積極的にM&A戦略を進めており、店舗網の拡大効果が収益に反映された。ただ、通期業績予想は増額含みとの市場コンセンサスがあるなかで、従来見通しは据え置かれ、通期営業利益予想134億円(前期比17.0%増)に対する進捗率も上期段階で44%にとどまっていることもあって、失望売りを誘った。

■コカイースト <2580>  1,808円  -65 円 (-3.5%)  11:30現在
 コカ・コーライーストジャパン<2580>が反落。SMBC日興証券が26日付で投資判断「2」を継続しつつ、目標株価を2260円から1900円に引き下げており、これを弱材料視した売りに押されている。同証券では、経営統合後2年超経過したが、収益性の改善に至っていないと指摘しており、中期計画の減額修正の可能性が考えられるとみているようだ。

■NTN <6472>  577円  -13 円 (-2.2%)  11:30現在
 NTN<6472>が6日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、為替差損(今上期に49億円計上)に加え、欧州軸受の不具合に関する賠償請求116億円の特別損失計上などから、経常利益計画は下方修正される公算が大きいと指摘。「割安感はある」としながらも、再評価にはトップラインの成長イメージの獲得が必要と考え、16年3月期営業利益予想を520億円から510億円(会社計画は500億円、市場コンセンサスは533億円)に引き下げ。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を700円から630円に引き下げている。

●ストップ高銘柄
 日本アジアグループ <3751>  613円  +100 円 (+19.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ケンコーコム <3325>  989円  +150 円 (+17.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、2銘柄

●ストップ安銘柄
 LCAHD <4798>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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