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【市況】東京株式(寄り付き)=欧州株上昇で2万円大台再挑戦

 27日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比49円高の1万9994円と続伸。前日の米国株市場は感謝祭の祝日に伴い休場だったが、欧州株市場は総じて買われており、引き続きリスク選好の流れが続いている。外国為替市場では1ドル=122円台後半と前日夕刻と比較して同水準でもみ合っており、輸出株には中立要因。米国市場休場を受け、東京市場でも外国人投資家の参戦が細るため盛り上がりを欠きそうだが、売り圧力も限定的だ。前日は2万円大台に後一歩というところで伸び悩んだが、きょうは再挑戦を意識する展開に。国内では政府が安倍首相が掲げる「一億総活躍社会」実現への緊急対策を決めたほか、補正予算編成に対する期待もあり、建設株などを中心に内需株を下支えしそうだ。一方、日経平均2万円大台達成後はいったん達成感からの売られる可能性も指摘されている。寄り付き時点で業種別では高いものが多く、値上がり上位に鉄鋼、鉱業、情報通信、非鉄、倉庫など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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