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【通貨】明日の為替相場見通し=122円中盤の一進一退も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、依然122円中盤を中心とする一進一退が続きそうだ。予想レンジは1ドル=122円20~123円00銭。この日は全般手掛かり材料難のなか、一時122円50銭台まで値を下げるじり安相場となった。ニューヨーク市場はきょう感謝祭で休場となることもあり、市場参加者は限られている。市場の関心は来月4日の米雇用統計と3日の欧州中央銀行(ECB)理事会に向かっており、当面は様子見姿勢となる可能性がある。こうしたなか、122円00銭を下値、123円00銭を上値とするレンジ相場が予想される。あすは国内で10月失業率と有効求人倍率、家計調査が発表される。市場では、ユーロの動向が関心を集めており、前日のニューヨーク市場では一時1ユーロ=1.0565ドルと約7カ月ぶりの安値を付けた。ECBの追加緩和観測は強く、ここから一段とユーロ安が進むかが関心を集めている。(岡里英幸)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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