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2015年11月17日15時36分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):FFRI、フジクラ、NEC、ダスキン

■FFRI <3692>  8,240円  +1,020 円 (+14.1%)  本日終値
 FFRI<3692>が急騰。同社は16日に、標的型攻撃対策ソフト「FFR yarai」がソニー銀行(東京都千代田区)に採用されたと発表。さらなる採用拡大などが期待されているようだ。「FFR yarai」は、独自に開発した技術により、日本年金機構を狙ったマルウエア「Emdivi」やバンキングマルウエア「SHIFU」も検知・防御できることが確認されている。

■フジクラ <5803>  672円  +56 円 (+9.1%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 フジクラ<5803>が急伸。国内大手証券では、16年3月期上期の好決算は既に株価に織り込み済みと指摘。それでも、業績にもう一段の上振れ余地がある点や、フォルクスワーゲンの排ガス不正問題の影響があっても収益が大きくは落ちない点などを株価はまだ織り込んでいないとの見方で、ワイヤーハーネスでは、米国で生産能力の増強を前倒しする主要顧客向けの販売拡大や固定費削減が収益を支えると解説。光関連は17年3月期も北米向けを中心に高水準の需要が期待でき、FPCの安定収益も維持されるとみて、17年3月期の営業利益は市場コンセンサスの328億円を上回る350億円と予想。レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に、目標株価を590円から790円に引き上げている。

■ハローズ <2742>  4,430円  +330 円 (+8.1%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 ハローズ<2742>が連日急騰し、上場来高値を更新。同社は広島や岡山などを中心に食品スーパーを展開し、24時間営業を強みに業績拡大路線を走る。16年3月期は本業の儲けを示す営業利益が前期比6.6%増の36億7200万円予想と好調だが、一段の上振れを予想する向きもある。ただ、ここにきての上げ足は異彩を放つ。売買高が膨らまないため目立たないが、日足のみならず週足でも3週続けて大陽線を示現するなど特定資金の継続買いを示唆する値運びだ。「元来、売り物薄で値が飛びやすい特性を持つ。躊躇なく買い進むのは株数を純粋に組み入れることを目的とした小型株ファンドなどの動きを反映したものではないか」(国内準大手証券)と指摘されている。同社株は先月16日付でジャスダックから東証1部に市場変更となっている。

■PCデポ <7618>  810円  +58 円 (+7.7%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 PCデポ<7618>が急反発。いちよし経済研究所は15日、同社株のレーティングを「B」から「A」に引き上げた。フェアバリューは1300円から1100円に見直したが、直近の株価下落が大きいことなどを考慮し、レーティングを引き上げた。ソリューションサービスの拡大による売上総利益率の改善が続いていることを評価している。また、近年は従来からのパソコン量販店(PC DEPOT)からサービスに重点を置いた新業態店(スマートライフ)への改装を中心に行っており、今後出店を拡大する方針。同経研では16年3月期の連結営業利益は前期比29.5%増の40億円(会社予想37億5000万円)を予想、来期以降も2ケタ増益を見込んでいる。

■クリエイトS <3148>  7,880円  +510 円 (+6.9%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 16日、クリエイトS <3148> が12月15日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に株式分割に伴い、年間配当を従来計画の70円→47円(前期は65円)に修正。年間配当が実質1.4%の増額となることも支援材料。

■NEC <6701>  415円  +24 円 (+6.1%)  本日終値
 NEC<6701>が4日続伸。きょうは米国株の急反発や為替の円安基調を背景に主力株に買い戻しの動きが鮮明となり、同社株もその流れに乗っている。主力輸出株が買われる背景には「フランスの同時テロの影響も米株高で投資家の不安心理が緩和されていることに加え、日欧の追加緩和期待が後押ししている」(国内ネット証券大手)という。「特にテロによる消費の冷え込みを懸念してECBが緩和に動くのではないかという思惑が高まった」(同)ことが、海外筋などを中心に買いの根拠となっているもようだ。一方、12月のFOMCでは利上げが行われる可能性が改めて意識され、ドルの先高観も輸出株には有利に働いている。そのなか、同社株については「大和証券が16日付で投資判断『1』を継続し、目標株価を700円に引き上げたことも物色資金を呼び込んだ」(同)と指摘されている。

■相鉄ホールディングス <9003>  687円  +38 円 (+5.9%)  本日終値
 相鉄ホールディングス<9003>が急反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は16日、同社株のレーティングを「ホールド」から「バイ」に引き上げた。目標株価も870円から910円に見直した。ホテル運営が好調なほか、横浜駅西口などの開発進捗も評価している。特に、ホテル事業は昨年9月買収のホテルサンルートやインバウンドによるホテル室料上昇などが寄与。同証券では16年3月期連結営業利益は会社予想273億円に対し305億円(前期比19.4%増)を予想。17年3月期は同338億円、18年3月期は同372億円への増益を見込んでいる。

■アイチコーポレーション <6345>  842円  +44 円 (+5.5%)  本日終値
 アイチコーポレーション<6345>が急反発、年初来高値を更新した。特装車両メーカーとして、電力工事が増加傾向にある電力業界向けや、旺盛な建築需要を背景にレンタル業界向け需要を囲い込んでいる。16年3月期最終利益は前期比4割増の43億円を見込む。PERなど株価指標面に割高感はなく、足もとは高付加価値製品の拡販に伴い、一段の上方修正期待も浮上しているもようだ。

■ダスキン <4665>  2,188円  +104 円 (+5.0%)  本日終値
 ダスキン<4665>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、フード事業においてミスタードーナツ事業がコンビニとの競争激化により厳しい状況と指摘。来年以降オープンキッチン化を中心とした改装を図る考えも、来期以降もこれに伴う収益面でのマイナス影響が残るとの見方で、レーティングは「アンダーウエイト」を継続。自社株買い実施を織り込み、目標株価は1500円から1700円に引き上げている。

■三機工業 <1961>  1,073円  +45 円 (+4.4%)  本日終値
 三機工業<1961>が3日ぶり反発。設備工事大手で空調や電気工事、搬送システム、上下水処理設備などを手掛けるが、選別受注が奏功しているほか、内勤スタッフで構成する「サイト業務支援センター」が工事採算改善につながっている。16年3月期連結業績は営業利益段階で従来予想の35億円から60億円(前期比2.0倍)に大幅上方修正しており、好業績を背景に株価は新値街道復帰を目指す展開。

株探ニュース

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