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【材料】アイロムグループが大幅続落、新規事業の初期費用増で16年3月期業績予想を下方修正

 アイロムグループ<2372>が大幅続落。12日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、営業損益を7000万円の黒字から1億3000万円の赤字(前期7億7200万円の赤字)へ、最終損益を5億3000万円から4000万円(同6億600万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
 今期から開始したヘルスケア分野で、ITインフラを活用する新規事業の初期運営費用が膨らんだことに加えて、貸倒引当金繰入額2億8500万円を計上したことなどが要因。売上高は53億円(前期比28.2%増)の従来予想を据え置いている。
 なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高17億3300万円(前年同期比7.8%減)、営業損益4億9500万円の赤字(前年同期3億3200万円の赤字)、最終損益7億5800万円の赤字(同2億7400万円の赤字)だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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