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【市況】日経平均は185円安でスタート、米国市場の下落受け利益確定の流れが先行/寄り付き概況


日経平均 : 19457.05 (-185.69)
TOPIX  : 1575.72 (-15.25)

[寄り付き概況]

 日経平均は下落して始まった。9日の米国市場では、経済協力開発機構(OECD)による世界経済見通しの引き下げが嫌気され、NYダウ、ナスダックともに下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪比185円安の19435円だった。この流れを引き継ぐ格好から、利益確定の流れが先行した。しかし、OECDの成長率引き下げは、新興国経済の急激な減速が主な理由であり、想定内に。

 売買代金上位ではトヨタ<7203>、ソフトバンク<9984>、メガバンク3行、オリンパス<7733>、ファナック<6954>、村田製<6981>、NTT<9432>、ソニー<6758>などが軟調。一方で、かんぽ生命<7181>、日本郵政<6178>、ゆうちょ銀<7182>がプラスに転じているほか、ファーストリテ<9983>が堅調。セクターでは、パルプ紙が上昇。半面、鉱業、ゴム製品、情報通信、金属製品、非鉄金属、その他金融、石油石炭、化学、サービス、機械などが冴えない。
《SY》

 提供:フィスコ

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