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【経済】中国:ベトナム国境の地雷撤去活動スタート、ロボットも出動


中国雲南省のベトナム国境地帯で、大規模な地雷の撤去活動が行われている。撤去活動が行われるのは、1992~94年、1997~99年に続いて3回目。2017年末までに、残された地雷の撤去を完全に終えたい考えだ。政府系メディア各紙が伝えた。

同エリアでは1970年代から90年代にかけて、計161カ所に約130万個の地雷が埋設された。その面積は289平方キロに及ぶという。

今回の活動には、国連平和維持活動(PKO)に携わった経験のある人民解放軍の兵士など、400人以上が参加している。ただ、同エリアは大半が山中のため、地形が極めて複雑。兵士は30分おきに作業を交代するなど、極めて高い緊張感が求められている。地雷は1平方キロ当たり数千個が埋まっているとみられ、足を滑らせやすい急斜面などにはロボットも投入されている。

同エリアでは2000年以降、地雷に触れた地元住民の事故が81件発生。負傷者76人、死者12人を出している。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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