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【材料】柿安本店---ミラノ万博日本館レストラン出店でブランド強化


柿安本店<2294>は創業1871年、三重県にて牛鍋屋からスタートした。現在、精肉事業や惣菜事業、レストラン事業等を展開している。精肉事業では、松阪牛など高級な精肉を販売、惣菜事業では上質な食材を贅沢に取り入れた商品が人気となっている。ミラノ万博日本館レストラン出店でブランド強化。

2016年2月期は売上高で前期比1.2%増の440億円、経常利益で同0.5%増の25.7億円が見込まれている。配当利回りは2.2%と相対的に高水準。1株あたり配当は前期比で変わらず42.00円、配当性向は同2.9%減の35.0%が見込まれている。

また2016年、同社の創業の地である三重県では、主要国首脳会議(サミット)「伊勢志摩サミット」の開催が決まっている。訪日外国人客向けには格好のPRの機会となるため、「各国首脳に松阪牛がふるまわれる」といった見通しが報じられている。インバウンド消費拡大が期待されることから、松阪牛を取り扱う同社は、サミット関連銘柄として注目されている。

《SF》

 提供:フィスコ

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