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【材料】大平金が続落、ニッケル市況軟化が響き16年3月期業績予想を下方修正

 大平洋金属<5541>が続落。10月30日の取引終了後、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の652億7900万円から535億8900万円(前期比12.5%減)へ、営業損益を13億6200万円の赤字から96億9400万円の赤字(前期77億8700万円の赤字)へ、最終損益を21億200万円の黒字から62億3800万円の赤字(同16億1100万円の赤字)へ下方修正し、最終損益を黒字予想から一転して赤字予想としたことが嫌気されている。LMEニッケル価格の軟調継続を受けて、フェロニッケル製品の販売価格の低下が見込まれることが要因としている。
 また、業績予想の修正に伴い、従来、中間1円・期末2円としていた配当について、中間・期末ともに無配にするとあわせて発表しており、これも売り材料視されている。

大平金の株価は9時31分現在320円(▼5円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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