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【市況】東京株式(前引け)=反発も商い低調で値下がり銘柄多い

 20日前引けの日経平均株価は前日比52円高の1万8183円と反発。前場の東証1部の売買高概算は8億9079万株、売買代金概算は8534億7000万円。値上がり銘柄数は596、対して値下がり銘柄数は1136、変わらずは166銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて堅調で買い戻しが先行した。ただ、買い一巡後は目先筋の戻り待ちの売りが上値を押さえ伸び悩んだ。主力大型株は高いものの中小型株は値を下げるものが目立ち、値下がり銘柄数が値上がりを大きく上回っている。市場エネルギーも一段と低下傾向にあり、前引け時点で売買代金は9000億円を下回っている。
 個別では三井住友<8316>が高く、NTT<9432>、KDDI<9433>など大手通信株が物色人気。日電産<6594>も上昇した。トーカイ<9729>が急伸、宝HLD<2531>、新日科学<2395>などバイオ関連も大きく買われた。半面、長谷工コーポレーション<1808>が急落、明治海<9115>、科研製薬<4521>も大幅安。日本化<4092>、タカタ<7312>も安い。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年10月20日 11時48分

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