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【市況】14日の中国本土市場概況:上海総合0.9%安で6日ぶり反落、政策期待で一時プラス


14日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比30.79ポイント(0.93%)安の3262.44ポイントと6日ぶりに反落した。上海A株指数は32.24ポイント(0.93%)安の3416.90ポイントで引けた。外貨建てB株相場も下落。上海B株指数が3.34ポイント(0.99%)安の332.49ポイント、深センB株指数が11.35ポイント(1.00%)安の1123.35ポイントで引けた。

利食い売り圧力が強まる流れ。上海総合指数は前日まで5日続伸し、約2カ月ぶりの高値水準に達していたため、相場の過熱が意識された。第18期中央委員会第5回全体会議(5中全会)の開催を26~29日に控え、政策期待感でプラス圏(上海総合は最大0.43%高)に浮上する場面がみられたものの、結局マイナスで引けている。寄り付き直後に公表された9月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比1.6%の上昇と事前予想に届かなかった。生産者物価指数(PPI)は予想と同じ5.9%下落となっている。

業種別では、保険株の下げが目立つ。中国平安保険(601318/SH)が1.6%安、中国人寿保険(601628/SH)が1.2%安で引けた。自動車株も安い。長城汽車(601633/SH)は7.4%下落した。不動産株や消費関連株、インフラ関連株の一角も下げている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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