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【市況】個別銘柄戦略:原油安など背景に資源関連株の動向に警戒


海外市場は堅調な動きとなっているが、直近での上昇の反動から利食い売りが先行する公算。とりわけ、原油市況の下落を背景に、直近の株価上昇をけん引してきたエネルギー・資源関連株などの反動安が警戒されるところ。本日は中国の貿易統計が予定されており、発表後の株価動向にも関心が高まりやすい。一方、ハイテクや自動車株などの輸出関連の一角には注目も。とりわけ、マイクロンの積極投資を背景に、半導体製造設備各社などには期待感も高まる可能性がある。全般的には、決算発表の本格化を控えて業績動向に対する関心は高まりやすいとみられ、先週末の大林組の大幅上方修正にみられるように、建設セクターには買い安心感が高まりやすい局面といえよう。

《KS》

 提供:フィスコ

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