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【通貨】外為サマリー:1ドル120円00銭台で一進一退、機械受注は予想下回る

 8日の東京外国為替市場のドル円相場は一進一退。午前10時10分過ぎ時点で1ドル=120円06銭前後と前日に比べ5銭前後のドル高・円安で推移している。
 7日の日銀金融政策決定会合では、金融政策は現状維持となったが、今月30日に予定されている次回会合での追加緩和期待は継続している。ただ、前日のニューヨーク市場では目立った経済指標の発表はなくもみ合い状態が続いており、この日の東京市場も方向感に欠ける値動きとなっている。
 内閣府が発表した8月の機械受注統計は、設備投資の先行指標である「船舶電力を除く民需」(季節調整値)が前月比5.7%減の7594億円だった。市場予想(前月比2.3%増)を下回り、受注動向は「足踏みがみられる」に修正された。これを受け、9時過ぎに一時118円84銭までドル安・円高が進む場面があったが、下値には買いが入り120円前後に値を戻している。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1240ドル前後と前日に比べ0.0007ドル前後のユーロ高で推移。対円では1ユーロ=134円93銭前後と同12銭前後のユーロ高・円安となっている。





出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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