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【市況】東京株式(前引け)=TPP合意や追加緩和期待も追い風に続伸

 6日前引けの日経平均株価は前日比267円高の1万8273円と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は10億6716万株、売買代金概算は1兆877億1000万円。値上がり銘柄数は1493、対して値下がり銘柄数は334、変わらずは72銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の欧米株市場が総じて大幅高となったことから、リスクを取る動きが強まった。TPPが大筋合意に達したことも好感され、貿易活性化への思惑を背に関連銘柄が幅広く買われている。きょうあすの日程で開かれる日銀金融政策決定会合では追加緩和思惑も一部にあり、全体相場を支えている。
 個別ではソフトバンク<9984>が高く、キーエンス<6861>が商いを集め急伸。三菱UFJ<8306>などメガバンクも高い。ファナック<6954>、マツダ<7261>なども買われた。さが美<8201>が大幅高、サカタのタネ<1377>も物色人気に。半面、トーセイ<8923>、4℃HD<8008>が大幅安、アコム<8572>、林兼産<2286>利食われた。アルプス電<6770>、三協立山<5932>も安い。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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