【市況】TPP交渉の進展が先高感につながる/後場の投資戦略
日経平均 : 17941.62 (+216.49)
TOPIX : 1458.85 (+13.93)
[後場の投資戦略]
米国市場の上昇もあったが、やはりTPP交渉の進展が先高感につながっているとみられる。ただし、TPP最終発表は米国時間5日午前までない見通しであり、25日線レベルを一気に上放れるには、最終発表を見極める必要があるだろう。とはいえ、指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクグ<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>が揃って強い動きをみせており、下を売り込む流れにはならないだろう。 その為、相対的に出遅れているセクターや銘柄などへの見直しが中心になりやすい。また、TPPなどのテーマ株については、本日は材料が豊富なところでもあり、一先ずTPP関連へ集中し、低位の材料株が中心になりやすいと考えられる。(村瀬智一)
《NH》
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