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【市況】個別銘柄戦略:景気敏感株中心に下値模索も、自動車株の動向には関心


連休中の海外市場は伸び悩み。東京市場も下値模索の動きが先行しそうだが、なかでも、中国経済指標の悪化、原油市況の下落、米系証券による機械株の一角の格下げなどから、景気敏感株はさえない動きとなりそうだ。VWの不正問題を受けて、グローバルシェアアップへの期待は高まりそうな自動車株だが、悪地合いに押される可能性が高い。自動車部品の一角にはVWとの取引からネガティブな反応も出てきそうだ。鉄鋼株に関しては、電炉業界再編の流れが表面化しており、電炉中堅などには再編思惑などが波及する余地もありそうだ。ほか、中国による航空機の「爆買い」が伝わっていることで、一部の航空機関連銘柄などには注目度が高まる余地もあろう。

《KS》

 提供:フィスコ

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