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2015年09月18日15時40分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):メッセージ、五洋建、JCRファ、損保JPNK

■メッセージ <2400>  2,200円  +22 円 (+1.0%)  本日終値
 メッセージ<2400>が続伸。国内大手証券では、同社施設で入居者の死亡事故等や、行政処分が発生したことを受け、「会社は入居者及び家族、職員へのフォローを欠かさず、自治体、厚生労働省にも協力的な姿勢を一貫している」と指摘。再発防止策では職員の問題行動等の早期把握など問題解決が図られ、業績への悪影響は長期化しないとみて、「入居者の退去等の兆しは見られない」と解説。目標株価を5100円から3600円に引き下げたものの、「最近の株価下落は行き過ぎの印象が強い」として、レーティング「バイ」を継続している。

■五洋建設 <1893>  564円  +5 円 (+0.9%)  本日終値
 五洋建設<1893>が小幅に続伸。きょうは、大和証券が同社の目標株価を引き上げたことが確認されている。同証券は、「16年3月期上期の連結営業利益は会社計画43億円を大幅に上回る公算が大きく、同証券では71億円(前年同期比2.2倍)と予想する」としている。また、今下期のプロジェクトで注目されるのは、東京港臨港道路(南北線)の海底トンネルだとしているほか、17年3月期には、東京港のエリアでクルーズターミナル、海の森水上競技場、晴海選手村の護岸改修などオリンピック関連工事が本格的に発注されると予想され、好環境が続くとの見解を示している。レーティングは「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は470円から600円へ引き上げられた。

■JCRファーマ <4552>  2,483円  +16 円 (+0.7%)  本日終値
 JCRファーマ<4552>が続伸。同社は17日、申請中の再生医療製品について厚生労働省が製造販売承認したことを発表、これが大きく好感される格好となった。同社は骨髄移植時の合併症に使う日本初の他家由来再生医療製品である「テムセルHS注」を申請しており、今回、製造販売承認を取得したことで再生医療関連として改めて注目度が高まった。現在、国内で販売する再生医療製品としてはジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>の人工皮膚と人口軟骨の2製品のみにとどまっていたが、2014年11月に施行された医薬品医療機器法のもとでの初の承認事例となり、今後も含めて審査の迅速化に期待が高まっている。またきょうは、同様にテルモ<4543>も心不全に治療に開発した医療製品「ハートシート」が製造販売承認されたことで、寄り付きは買いが先行していたが、足もとはマイナスに転じている。

■鴻池運輸 <9025>  1,418円  +9 円 (+0.6%)  本日終値
 鴻池運輸<9025>が3日続伸。きょうは、岩井コスモ証券がポジティブなリポートをリリースしおり、買い手掛かり材料視されている。同証券は同社について、「高い技術とノウハウによって付加価値の高いサービスを提供しており、顧客企業にとっては必要不可欠な存在となっている」と解説。成長への評価は変わらないとの見方から、目標株価は1700円を据え置いているものの、直近の株価下落を受けて投資判断を「B+」から最上位の「A」へ格上げしている。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,270円  +26 円 (+0.4%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が続伸。17日のプロ野球パ・リーグでは福岡ソフトバンクホークスがリーグ史上最速での優勝を決めており、話題を提供した。同社はこれを受けて、最大で一生分の携帯電話と光回線の利用料金(約1000万円分)に相当する商品券を抽選で1人にプレゼントする記念キャンペーンなどを実施、こうしたことがユーザー確保につながるとの思惑もある。また、前週末11日の経済財政諮問会議で、安倍首相が通信料金引き下げの検討を指示したと伝えられたことが、週前半の急落の要因となったが、これについても市場では過剰反応との見方があり、16日を境に押し目買いが優勢となっている。

■アシックス <7936>  3,005円  -235 円 (-7.3%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 17日、アシックス <7936> が15年12月期の連結最終利益を従来予想の210億円→130億円に38.1%下方修正したことが売り材料。為替変動の影響によりブラジル子会社で仕入コストが膨らみ原価率が上昇したことや、早期希望退職関連の費用など約50億円を特別損失に計上したことも響く。

■損保JPNK <8630>  3,526.5円  -239.5 円 (-6.4%)  本日終値  東証1部 下落率7位
 損保JPNK<8630>、MS&AD<8725>、東京海上<8766>の大手損保グループ3社が軒並み安。きょう付の複数のメディアで、17日に記者会見を行った日本損害保険協会の鈴木久仁会長(あいおいニッセイ同和損害保険社長)が、8~9月の大型台風や集中豪雨を受けた保険金の支払額が14日時点で約800億円にのぼると述べたことが伝わっており、各社の業績悪化につながるとの見方から売られているようだ。今期の会社予想での自然災害発生損の仮定は、東京海上HDでは東京海上日動で400億円、MS&ADでは傘下の2国内子会社で400億円、損保ジャパン日本興亜では430億円と仮定しているが、被害の実態が分からない地域も多いことから、仮定を超える可能性も警戒されている。

■第一生命保険 <8750>  1,882円  -125 円 (-6.2%)  本日終値  東証1部 下落率8位
 第一生命保険<8750>、T&Dホールディングス<8795>が急落。。17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが見送られたことを受け、米国10年債利回りは前日比3%強低下し2.19%に下落。日本でも長期債利回りが低下している。「米国の年内利上げはないかもしれない」(市場関係者)との見方も出ており、金利先安感が高まっている。このなか、大手生保には債券運用による収益の悪化懸念が浮上し株価には売りが膨らんでいる。

■イオン <8267>  1,719円  -61.5 円 (-3.5%)  本日終値
 イオン<8267>は地合い悪から9月8日に1617.5円まで売られたがその後は落ち着いた動き。信用倍率は0.57倍と、需給面からも時価近辺は注目できよう。GMS事業ではスポーツウエアなどの衣料品や家電や寝具などの住居余暇関連商品が好調に推移、SM事業でも市況高に対応したカット野菜の販売強化に取り組んでおり、7月度の連結営業収益は前期比20.2%増と好調に推移、今16年2月期の通期営業収益8兆円(前期比13.0%増)、営業利益1750億円(同23.8%増)達成へ向けて順調に推移している。ベトナムではハノイ1号店が10月に開店予定にあるなど海外での店舗展開も期待。

■NTN <6472>  587円  -20 円 (-3.3%)  本日終値
 NTN<6472>が反落。クレディ・スイス証券では、16年3月期第2四半期営業利益は、会社計画79億円に対し109億円程度は確保可能で、「通期業績予想の上振れ期待も高まる」と指摘。今期予想営業利益を510億円から520億円(会社計画は500億円)に引き上げるものの、17年3月期予想は570億円から545億円に引き下げ。レーティング「ニュートラル」を継続、目標株価を750円から700円に引き下げている。

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