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【材料】伊藤ハムは下げ渋る、国内大手証券が三菱商事グループの食肉関連事業とのシナジーにも期待

 伊藤ハム<2284>が3日続落。一時、前日比10円(1.5%)安の634円まで売られる場面があった。ただ、売り一巡後は下げ渋っている。きょうは、SMBC日興証券が同社についてリポートをリリースしている。
 同証券は、目標株価を840円から710円へ引き下げているものの、業績予想に変更はないとしている。投資評価は「2」(中立)を継続。同証券の業績予想には同社と米久<2290>との経営統合は前提としていないとしたうえで、「共同持株会社設立以降は、加工事業における生産設備の有効活用や原料調達コスト削減などの収益性改善が注目点の一つとなろう」と指摘。また、大株主である三菱商事<8058>の経営統合後の出資比率(伊藤ハム20.06%)は38.94%になると試算されるとし、「三菱商事グループの食肉関連事業とのシナジーにも期待したい」としている。
《MK》

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