市場ニュース

戻る
 

【市況】52週線に接近する局面もありそう/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 16日のNY市場は上昇。8月消費者物価指数(CPI)が7ヶ月ぶりのマイナスとなったことで明日結果が発表される連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが実施される可能性は低いとの見方が広がり、買いが先行。原油価格の大幅上昇を受けてエネルギー関連銘柄を中心に買いが入った。ダウ平均は140.10ドル高の16739.95、ナスダックは28.72ポイント高の4889.24。シカゴ日経225先物清算値は大阪比205円高の18345円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好から、足元で煮詰まり感が台頭していたこともあり、もち合いを上放れる格好になろう。ボリンジャーバンドでは-1σと中心値(25日)とのレンジ内での推移は変わらないだろうが、バンドが下降しているため、中心値に近づく形になる。また、52週線が18580円辺りに位置しているが、これに近づく局面も期待されるところ。もっとも、突破は考えづらく、あっさり跳ね返される可能性もあるため、自律反発の域は脱せないところではある。18250-18550円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 18550円-下限 18250円

《TM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均