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【材料】大豊工業が反発、底値鍛錬十分で配当狙いの買いも

 大豊工業<6470>が5日ぶり反発。株価は中国景気減速のリスクを織り込み8月下旬から大きく下値模索の動きにあったが、目先は1300円近辺での底値もみ合いで売り物がこなれている。トヨタ系の軸受けメーカーでエンジン系部品に強みを持つ。16年3月期営業利益は前期比53%増の71億5000万円予想と高変化を見込むが、自動車部品の値下げ圧力に加え、中国向けの需要減速懸念が株価を押し下げていた。PBRが0.6倍台と割安顕著、配当利回りは2.7%と高い。9月中間期に18円の配当を実施することから駆け込みで配当権利取りを狙う買いも誘導する。

大豊工業の株価は13時39分現在1338円(△33円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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