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【材料】東洋炭素が年初来安値更新、欧州証券は業績・前提・開示内容に対する信頼回復が急務と指摘

 東洋炭素<5310>が年初来安値を更新。売り気配で始まり前日比97円安の1515円で寄り付くと、その後も下げ幅を拡大。現在は本日の安値圏で推移している。
 クレディ・スイス証券では、「限界利益率が比較的高いという根本的な構造は不変」としながらも、「過去1~2年は事業構造の転換を進める中で増収しても固定費や経費の増加により増益しない状況」と指摘。「来期後半に予定されている中国原発向け炉心材の一括計上以外に強い増収ドライバーが見当たらないのが実情」として、「会社の業績・前提・開示内容全てに対する信頼回復が急務」と解説。
 レーティングを「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に、目標株価を2200円から1580円に引き下げている。
《MK》

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