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【材料】新日鉄住金が堅調、ハット形鋼矢板+H形鋼工法がシンガポールの高速大量輸送システムで採用

 新日鉄住金<5401>が堅調。同社は3日、西松建設<1820>とバッシー ソレタンシュ シンガポール社とのジョイントベンチャー(JV)により建設が進められている、シンガポール陸上交通庁発注の地下鉄Thomson-East Coast Line(トムソン イースト コースト ライン) のGardens by the Bay(ガーデンズ バイ ザ ベイ)駅舎建設工事の仮設土留め壁向けに、ハット形鋼矢板とH形鋼約2000トンを納入したことを発表した。
 シンガポールでは、一般的にソルジャーパイル工法(U形鋼矢板とH形鋼を溶接せずに単に重ね合わせた構造)が採用されているが、同社のハット形鋼矢板とH形鋼を用いることで高剛性かつ効率的な断面性能などのメリットがある。今回の納入実績を含めて今後もシンガポールのみならず、他の海外建設市場においても幅広く提案活動を行う方針。

新日鉄住金の株価は10時8分現在247.1円(△3.8円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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