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【市況】個別銘柄戦略:電鉄株や小売株など内需株の一角に注目


欧米株安や円高など外部環境の悪化を映して、大幅下落となった前日に続いて売り先行の展開が想定される。売り一巡後は、短期的な突っ込み警戒感に加えて、国内年金資金の流入期待なども思惑視されそうで、一段と売り崩すような動きにはなってこよう。一方、積極的な押し目買いの動きなども限定的か。海外投資家の需給懸念が強まってきているほか、米国のADP雇用報告などを見極めたいとする動きにも。全般的に買い手掛かり材料が乏しい状況であるが、引き続き内需株が優位の状況であろう。アナリストの評価引き上げの動きが目立っている電鉄株に加えて、ハニーズが昨日発表した月次売上が好調であったことから、衣料品専門店などにも足元の販売好調期待などが高まる余地も。また、一部では日経平均の定期入れ替え予想レポートなどが出ているもよう、楽天<4755>やNTT都市<8933>などは採用候補とされているようだ。

《KS》

 提供:フィスコ

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