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【市況】日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅続落、構成銘柄のうち値上がりはパイオニア、明電舎のみ


1日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり2銘柄、値下がり223銘柄、変わらずなしとなった。

日経平均は大幅続落。中国経済の先行きに対する警戒感から31日の欧米株式市場が下落した流れを受けて、日経平均は126円安からスタートした。上海総合指数は中国の弱い経済指標を受けて続落スタートすると、前場に一時前日比4%超まで下げ幅を広げ、日経平均も連れ安となる場面があった。ただ、その後上海総合指数がやや値を戻したのに対し、後場の日経平均は700円超まで下げ幅を拡大し、本日の安値で取引を終えた。東証1部上場銘柄の約97%が下落する全面安の展開だった。

大引けの日経平均は前日比724.79円安の18165.69円となった。東証1部の売買高は26億6428万株、売買代金は2兆7709億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、医薬品、精密機械が5%を超える下げとなったほか、電気・ガス業、ゴム製品、その他金融業が下落率上位だった。

値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり、日経平均を約70円押し下げた。後場半ばから下げ幅を拡大する展開となり、3.6%の下落に。4位のエーザイ<4523>は7.5%安、5位のアステラス薬<4503>は5.8%安と医薬品株がきつい下げとなったほか、一部証券会社が投資評価を引き下げたTDK<6762>も6.9%安と大幅続落。日経平均構成銘柄のうち223銘柄が下落した。

値上がりしたのは、パイオニア<6773>、明電舎<6508>の2銘柄にとどまった。パイオニアは自動運転車用の計測機器を開発したと報じられている。今後量産技術を開発して25年までに1万円以下へのコスト引き下げを目指し、年間350億円の事業に育てる計画という。明電舎は4円の中間配当を実施すると発表している。


*15:00現在


日経平均株価  18165.69(-724.79)

値上がり銘柄数  2(寄与度+0.43)
値下がり銘柄数 223(寄与度-725.22)
変わらず銘柄数  0

○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<6773> パイオニア 226 6 +0.24
<6508> 明電舎 396 5 +0.20

○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 47480 -1785 -70.07
<9984> ソフトバンクG 6853 -210 -24.73
<9433> KDDI 2913.5 -104
.5 -24.61
<4523> エーザイ 7653 -621 -24.38
<4503> アステラス薬 1695.5 -104
.5 -20.51
<6762> TDK 7030 -520 -20.41
<6954> ファナック 19290 -425 -16.68
<6988> 日東電 7805 -367 -14.41
<4324> 電通 5890 -330 -12.95
<4543> テルモ 3165 -150 -11.78
<7267> ホンダ 3679.5 -144
.5 -11.35
<6971> 京セラ 5812 -143 -11.23
<6902> デンソー 5144 -285 -11.19
<4063> 信越化 6401 -272 -10.68
<4502> 武田 5700 -262 -10.29
<9735> セコム 7505 -258 -10.13
<4452> 花王 5296 -256 -10.05
<7733> オリンパス 4175 -255 -10.01
<6367> ダイキン 6985 -253 -9.93
<3382> 7&I-HD 5039 -251 -9.85

《NH》

 提供:フィスコ

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