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【材料】日立建機など中国関連株は安い、製造業PMIは予想範囲内も買い安心感出ず

 日立建機<6305>など中国関連株は軟調。資生堂<4911>やダイキン工業<6367>なども値を下げている。この日、中国国家統計局と中国物流購買連合会(CFLP)が発表した8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.7と7月に比べ0.3ポイント低下した。市場予想も49.7だった。また、8月の財新・中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の確報値は47.3となった。8月21日発表速報値の47.1から0.2ポイント上方修正された。
 注目を集めた2つの製造業PMIは、ほぼ市場予想の範囲内だったが、投資家の買い安心感を誘うものとはならなかった。ともに、好不況の分かれ目となる50を下回っており、先行きに不透明感が残る内容と受け止められた。3日から4日にかけて中国市場は抗日戦争勝利70周年の記念で休場となるが、一部からは、中国政府は株式市場への介入を中止する、との報道が出ており、今後への警戒感は高まっている。

日立建機の株価は13時54分現在1727円(▼33円)
資生堂の株価は13時54分現在2516.0円(▼28.5円)
ダイキンの株価は13時54分現在7064円(▼174円)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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