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【材料】セコムは5日ぶり反落、地銀と連携してマイナンバー対応材料に押し目買いも

 セコム<9735>は5日ぶり反落。前日までの4日間で6.5%の上昇をみせていただけに目先は全般地合い悪を受け利益確定売りに押されているが、7700円近辺では押し目買いも厚い。国民一人ひとりに12ケタの番号を割り振り、年金、医療、納税などの行政手続きを一つの共通番号で効率的に管理するマイナンバー制度は来年1月に開始される予定で、今年10月から付番・通知が始まる。ただ、中小企業の対応は遅れているのが実情だ。そうしたなか。「(同社は)横浜銀行など57の地方銀行と連携し、中小企業の社会保障と税の共通番号(マイナンバー)制度への対応を支援する」と1日付の日本経済新聞が報じた。「各行から取引先の紹介を受け10月から通知が始まる番号の収集、管理などをセコムが一括代行する」と伝えており、マイナンバー制度をビジネスチャンスとして取り込む構えにある同社株に業容拡大期待から買い向かう動きが出ている。

セコムの株価は9時10分現在7714円(▼49円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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