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【材料】秀英が急反発、業界再編思惑を背に動意含みの展開

 秀英予備校<4678>が急反発、全体相場が落ち着きを取り戻すなか一気に上値追いに転じ、一時800円台を回復している。学習塾業界は少子化が進むなか、少ないパイを奪い合う形で競合が激化しており、経営体力の弱い企業は強い企業に吸収される業界再編の構図が鮮明化している。6月には通信教育「Z会」を手掛ける増進会出版が、栄光ホールディングス<6053>に対するTOB発表で市場の話題をさらったことは記憶に新しい。そうしたなか、レンタルオフィス事業を手掛けるコマンドエヌ社が、親会社である米投資会社と共同で教育分野の企業向けファンドを設立する動きをみせ業界の注目を集めている。同社は既に秀英の株式を随時買い増す動きにあり、直近8月21日提出の大量保有報告で9.75%まで取得したことが明らかになっている。元来、同社株は足が軽く、短期資金の参戦で株価も動意含みの展開だ。

秀英の株価は13時21分現在787円(△82円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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