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【材料】大手不動産株が高い、三菱地所が5カ月ぶり年初来高値更新が射程距離に

 アジア、欧米マーケットが荒れているため日本株も下落基調。物色の対象は内需関連株を買い、原油安の影響で原油・石油関連が売られ、中国関連、インバウンド関連が売られている。
 物色対象として人気化しているのが不動産株。業界大手財閥系3社の株価は絶好調となってきた、三井不動産<8801>は2013年12月の高値、2014年11月の高値、2015年5月の高値を抜いて年初来高値を更新。これまでの高値のフシを抜いたことの意味は大きい。
 三菱地所<8802>は2015年3月の高値を抜き、株価3000円台に突入すれば2014年1月以来の節目に到達する、やはりこれもテクニカル分析で意味が大きい。住友不動産<8830>にしても然りだ。海外状況の悪化で株式市場が荒れているが不動産株が上昇することは、オフィス賃料の上昇や空室率の低下など、日本経済のファンダメンタルズ良好の証しといえよう。
《MK》

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