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【材料】トミタ---工作機械は国内中心に堅調、高ROEかつ低PBRに注目


トミタ<8147>は切削工具や空圧部品など工作機械、工具の専門商社。海外に進出している日本企業を中心に供給。国内13ヶ所、海外9ヶ国(アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、タイ、インドネシア、ベトナム、インド、中国)13ヶ所の拠点を軸に、グローバルな事業展開を積極的に推進している。

2016年3月期は売上高で前期比0.2%増の212億円、経常利益で同10.3%減の10億円と増収ながら減益が見込まれている。ただ、足もとでは海外部門こそ東南アジア地域での受注・売上減を主因として減少したものの、国内部門において景気回復が続く中で需要が回復している。第1四半期は売上高が前年同期比13.7%増の52.80億円、経常利益が同59.3%増の3.57億円と大幅な増収増益を達成。

現状、時価総額49億円に対してネットキャッシュ32億円、PBR0.69倍と1倍を下回っている。ROEは12.4%と高水準。

《SF》

 提供:フィスコ

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