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【材料】豆蔵HDが半年ぶり年初来安値、4~6月期の大幅減益で失望売り

 システム構築コンサルティングが主力の、豆蔵ホールディングス<3756>が3日ぶりに急反落。前日比65円(10.3%)安の566円まで売られ、2月6日の年初来安値580円を半年ぶりに更新した。東証1部の値下がり率ランキングで3位。7日引け後に、2016年3月期第1四半期(4~6月)決算を発表した。
 連結売上高が53億8700万円(前年同期比91.7%増)、営業利益は1億1400万円(同45.3%減)で着地した。営業利益以下では40%超の減益となったため、失望売りが出ているようだ。3月27日付でジークホールディングスを連結化したことなどで大幅な増収となったものの、情報サービス事業で、ジークグループの新卒採用者の人数が多く原価率を押し上げたほか、旧豆蔵グループでも、新しい技術の適用を積極的に手がけており、できるだけ多くの技術者が習熟できるよう手厚く人財を投入した案件があり、原価率を押し上げる結果となった。
《MK》

株探ニュース



最終更新日:2015年08月07日 10時44分

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