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【材料】京写が急反騰、材料性とファンダメンタルズ評価で物色人気加速

 京写<6837>が急反騰、7月末にストップ高に買われたが、その後も高水準の買い注文が続き2000年9月以来の高値圏を走る。京都大と新しい産業用無線通信技術の開発に向けた共同研究を行うことで契約、工作機械や自動車などの内部配線が必要な機器のコードレス化を目指す方向で次世代技術として注目されている。これを手掛かり材料に需給相場の様相をみせるが、PERに割高感はなく、有配でROEも12.3%と高いことで、市場ではファンダメンタルズを評価した大口実需買いの可能性も指摘されている。高技術力に定評があり、同社が手掛けるプリント配線基板は、世界シェア首位の片面基板の好調に加え、自動車向けやLED照明向けに高単価の両面基板も拡大基調にあることから、業績の中期成長力に対する期待も大きい。

京写の株価は10時30分現在660円(△70円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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