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【通貨】あす(4日)の為替相場見通し=米ISM製造業指数など注目

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、この日発表される米経済指標などに左右される展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=123円70~124円80銭。この日は、前週末31日に発表された米4~6月期雇用コスト指数が市場予想を下回ったことから、朝方は軟調に推移した。ただ、その後、下値にはドル買い・円売りが流入し124円ラインでの一進一退の展開が続いた。今晩は米国で7月ISM製造業景況指数と6月PCEデフレーターが発表される。特にISM製造業景況指数は市場では53.5が予想されており、この水準を上回るかどうかがポイントとなる。強めの数字が出た場合124円台後半の「黒田ライン」を突破できるかが焦点だ。上値で押し戻されるようなら再度、124円前後でのもみ合い相場が継続することになりそうだ。また、あすはオーストラリア準備銀行(RBA)が金融政策決定会合の開催が予定されている。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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