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【通貨】外為サマリー:1ドル124円ライン巡る攻防、米雇用コスト指数は弱く利上げ観測後退

 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=124円03銭前後と前週末午後5時時点に比べ18銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=136円15銭前後と同34銭のユーロ高・円安で推移している。
 前週末のニューヨーク市場で発表された米4~6月雇用コスト指数は前期比0.2%上昇と市場予想(0.6%上昇)を下回った。これを受け、米9月利上げ観測が後退、一時123円50銭台まで売られる場面があった。
 週明けの東京市場に入ってからは、124円ラインを中心とする一進一退。午前9時過ぎに一時124円11銭まで買われたが、上値は重い展開となっている。今週は週末7日の米7月雇用統計が最大の焦点だが、この日発表の米7月ISM製造業景況指数やPCEコア・デフレーターなども高い関心を集めている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0977ドル前後と前週末に比べ 0.0043ドルのユーロ高・ドル安で推移している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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