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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):セプテニHD、新明和、GMO、日本調剤

■セプテニHD <4293>  1,604円  +273 円 (+20.5%) 一時ストップ高   本日終値
 30日に決算を発表。「非開示だった今期経常は23%増で4期連続最高益、未定だった配当は5円増配」が好感された。
 セプテニHD <4293> [JQ] が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。15年9月期第3四半期累計(14年10月-15年6月)の連結経常利益は前年同期比12.3%増の19.9億円に伸びた。業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当は14円(前期は9円)実施する方針とした。
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■新明和工業 <7224>  1,256円  +167 円 (+15.3%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 30日、新明和 <7224> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の44.7億円に拡大して着地したことが買い材料。防衛省向けの製造進捗や円安による収益押し上げ効果により、航空機部門の収益が急拡大した。増産投資を背景に、特装車部門が好調だったことも大幅増益に貢献した。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の145億円→165億円に13.8%上方修正。増益率が0.9%増→14.8%増に拡大し、3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。前日終値ベースの予想PERが11.4倍→9.9倍に低下し、割安感が強まったことも買い気を誘った。

■GMOインターネット <9449>  2,071円  +247 円 (+13.5%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 30日、GMO <9449> が15年12月期の連結最終利益を65億円→90億円(前期は58.4億円)に38.5%上方修正。増益率が11.3%増→54.1%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料。子会社のGMO-CH <7177> [JQ]株式の一部売却に伴い、関係会社株式売却益が発生することが主因。業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の21円→26円(前期は17円)に増額修正したことも好感された。同時に、自社株買いを含む総還元性向50%を目標とすると発表。配当性向は連結当期純利益の33%以上とし、自社株買いについては連結当期純利益の50%から配当総額を引いた金額を目指す。

■日本調剤 <3341>  9,050円  +990 円 (+12.3%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 30日、日本調剤 <3341> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.5倍の18.9億円に急拡大して着地したことが買い材料。C型肝炎治療薬の処方箋の応需好調や調剤報酬の増加などが寄与した調剤薬局事業が収益を牽引した。後発医薬品の販売が好調だった医薬品製造販売事業も大幅増益に貢献した。上期(4-9月)計画の25.5億円に対する進捗率が74.3%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。同時に、9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。併せて、年間配当を従来計画の80円→62円(前期は70円)に修正。年間配当は実質5.0%の増額となる。これを受けて、株式流動性の向上に向けた施策や株主還元の強化を期待する買いが向かった。

■クオール <3034>  2,101円  +207 円 (+10.9%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 30日、クオール <3034> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の12.7億円に急拡大したことが買い材料。新規出店や不採算店舗の閉店が奏功した保険薬局事業の収益が改善したことが寄与。BPO受託事業で一部費用が下期以降へ後ずれしたことも利益を大きく押し上げた。第1四半期業績の好調に伴い、上期の同利益を16億円→25.5億円(前年同期は15.7億円)に59.4%上方修正。増益率が1.9%増→62.4%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

■テイ・エス テック <7313>  3,500円  +320 円 (+10.1%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は29%増益で着地」が好感された。
 TSテック <7313> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比28.7%増の121億円に伸び、4-9月期(上期)計画の178億円に対する進捗率は68.3%に達し、5年平均の49.2%も上回った。
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■新光電気工業 <6967>  927円  +83 円 (+9.8%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は7.5倍増益で着地」が好感された。
 新光電工 <6967> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比7.5倍の40.8億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の47億円に対する進捗率は87.0%に達し、5年平均の63.0%も上回った。
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■オリックス <8591>  1,853円  +158.5 円 (+9.4%)  本日終値
 30日、オリックス <8591> が決算(米国会計基準)を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比18.6%増の1239億円に拡大して着地したことが買い材料。前期に買収したハートフォード生命保険や会計ソフトの弥生などの業績上積みが寄与した。

■NEC <6701>  396円  +33 円 (+9.1%)  本日終値
 30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は赤字縮小で着地」が好感された。
 NEC <6701> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は77.2億円の赤字(前年同期は99.9億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
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■ダスキン <4665>  2,351円  +191 円 (+8.8%)  本日終値
 30日、ダスキン <4665> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比64.9%増の15.8億円に拡大して着地したことが買い材料。清掃用品の販売が伸びたほか、日用品・イベント用品のレンタルが好調だったことが寄与。クリーンケア事業で新型の置き型式掃除機「スタイルクリーナー」の原価低減に加え、販促関連費用が減少したことも利益改善に大きく貢献した。同時に、発行済み株式数(自社株を除く)の2.04%にあたる123万6100株(金額で39億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことも好感された。

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